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January 08, 2006

長原宣義作・長刀砥ぎ萬年筆

ごく少量生産のため一般にはあまり出回らない逸品。全体をスターリングシルバーで仕上げ、ペン先には21金を使用しています。

また、セーラーが誇るペン研ぎ名人=長原宣義が“長刀とぎ”で仕上げたペン先は、アルファベット文字文化から生まれた万年筆を日本語でも書きやすくアレンジ。そして、21金独特のペン先のしなりが漢字のハネやハライも書きやすくし、広いペンポイントを思いのままに書く楽しさを実現します。

万年筆の書き味を決めるのは、ペン先に付いているペンポイントと呼ばれる金属球である。ペンポイントを研ぐ工程で生まれる微妙な形状の差が、万年筆の性格を決定づけるのだ。「長刀(なぎなた)研ぎ」は、このペンポイントの形状が、横から見ると日本古来の槍刀「長刀」に似ていることから名付けられたという。
筆文化独特の文字の運びを表現するために、日本の万年筆職人が試行錯誤を繰り返して生み出した独自のペン先なのだが、戦後は効率が悪く、大量生産向きでないという理由から機械研ぎの製品に押され、すっかり姿を消していた。その「手づくりの良さ」「日本の文字にふさわしい書き味」を、もう一度世に知らしめたのが、本品の作者、長原宣義である。長原氏は師匠から伝えられた奥義を復活し、長刀研ぎを見事に蘇らせ、現在は伝統の技を受け継ぐ後継者の育成にも力を注いでいる匠だ。



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